奈良の靴下工場で出る端材は年間200万トン。Sock factory waste
実は多くの「くつした」は筒の状態で編み上がります。この筒の生地を専用のミシンで縫製して初めて「くつした」が完成するのですが、 その際、縫製により切り落とされる端材など、生まれてしまうゴミの量は1足あたり5%近くにも及びます。これ、日本一の靴下産地である奈良県で試算すると、なんと年間約200万トン近くがゴミになる計算です。

靴下輪紙×東京大学折紙サークル「Orist」コラボ折り紙を販売
実は多くの「くつした」は筒の状態で編み上がります。この筒の生地を専用のミシンで縫製して初めて「くつした」が完成するのですが、 その際、縫製により切り落とされる端材など、生まれてしまうゴミの量は1足あたり5%近くにも及びます。これ、日本一の靴下産地である奈良県で試算すると、なんと年間約200万トン近くがゴミになる計算です。

端材には容易にリサイクルできない理由があります。誰しもが「吸水速乾」「丈夫」などが訴求された靴下を一度は目にした事があるはずです。実は現代の「くつした」はその機能性や生産性を高めるため大半に合成繊維を使用してます。この合成繊維は言わば石油由来のプラスチックです。ゆえにこれらが混在した端材は分別が難しく産業廃棄物として多くが処理をされてしまうのです。

奈良の地場産業と共に歩み60年以上。私たちはこの問題に向き合い、「くつした」の生産の度に生まれる 端材を原料として有効に活用する方法がないか検討を始め、試行錯誤の末、端材を紙としてマテリアルリサイクルした「靴下輪紙」を作り出しました。私たちの試算では、この「靴下輪紙」を包装資材にご使用いただく事で靴下生産で生まれるゴミのおよそ20%以上が有効にリサイクルされると見込んでいます。


当社の靴下輪紙の取り組みにご共感いただき、個人の名刺用紙としてご採用いただきました。

東京大学の折り紙サークルにご共感いただき、靴下輪紙を使った折り紙作品とレシピをご考案いただきました。

当社の靴下輪紙の取り組みにご共感いただき、靴下を包装する帯紙としてご採用いただきました。
本事業にご賛同いただいた靴下工場で廃棄予定となったロッソなどの端材の一部を大栄工業(株)の方で責任をもって収集させていただきます。
回収した端材を細かく粉砕し、紙を安定させるため牛乳パックなどと混合させつつ、H判の板紙を製造します。その後適正サイズの板紙に断裁して完成です。
靴下会社様のご要望に合わせて、口紙や帯紙、タグなどの印刷を行い靴下につける副資材として仕上げてお届けします。
靴下輪紙を元に製造された印刷物を靴下に加工していただいくことで、くつした1ペアあたり約20%の廃棄物のリサイクルが達成されます。(※1)
※1 靴下の平均目付50g、靴下生産時の端材排出量平均5%、靴下用の平均口紙重量5g、靴下輪紙の端材含有率10%靴下生産時の端材の一部を使用した紙で一般的な靴下の口紙を作成した場合の靴下㈱1ペアに対する資源の還元率として算出。